ケース27 弁護士が浮気以前からの婚姻関係の破綻を主張。慰謝料は300万円→130万円に減額!
Yさんの解決事例(20歳代・男性)

職業 | 正社員 |
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結婚歴 | なし |
子ども | なし |
Yさんは、インターネットを通じて知り合った女性と意気投合し、SNSで頻繁に連絡を取り合うようになりました。女性は既婚者でしたが、「夫婦関係は悪く、離婚したい」という旨を聞かされており、2人は交際するようになりました。その後、女性方の夫婦は離婚し、2人は交際を続けていましたが、女性が離婚前から浮気をしていたことが元夫に知られてしまいました。Yさんは、元夫から激怒され、後日、元夫の代理人である弁護士から慰謝料300万円を請求する内容証明郵便が送付されてきました。Yさんは、今後、どのように対応してよいかわからず、浮気・不倫の慰謝料トラブルに精通した弁護士の話を聞きたいと当事務所にご相談くださいました。
詳しくお話を伺うと、Yさんには借金があり、「慰謝料300万円はとても支払える金額ではない」と心配されていました。また、頻繁に連絡をとっていたものの肉体関係があったのは1回だけとのことでした。弁護士は、相手方夫婦はすでに婚姻関係が破綻していたとの評価もありうること、浮気の回数が少ないことを主張していけば、慰謝料を減額できる可能性は十分にあるとご説明しました。
ご依頼後、弁護士はすぐに相手方弁護士に連絡をとり、交渉を始めました。知り合った当初から離婚の話合いをしていることを聞かされており、Yさんとの浮気の前から夫婦関係は破綻していたとも考えられること、浮気の回数も1回だけであることから、慰謝料は減額されるべきであると主張し、粘り強く交渉を重ねていきました。その結果、慰謝料は300万円から170万円減額された130万円を支払うことで合意に至り、Yさんが無理なく支払えるよう、分割での支払を認めてもらうことができました。
今回のように、浮気以前から相手方夫婦の婚姻関係が破綻していたといえるほど悪化していた場合、そのことを主張していくことで、慰謝料を減額できるケースが多くあります。また、慰謝料の支払は分割払いとすることも可能です。弁護士にご依頼いただければ、事情を把握したうえで慰謝料の減額に精一杯努めるとともに、依頼者の方の負担が少しでも軽減できるよう、細かな点にまで気を配って相手方と交渉いたします。ご相談は何度でも無料ですので、まずは当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等により異なります。
請求された慰謝料
相談時300万円
弁護士の交渉後130万円
170万円の減額に成功!