ケース10 浮気を全面否定する相手でも,弁護士が浮気を立証して慰謝料85万円の獲得に成功!
Tさんの解決事例(50歳代・女性)

職業 | 正社員 |
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結婚歴 | 21~30年 |
子ども | あり |
Tさんはある日,友人とともに夫が自営する飲食店を訪れました。そのお店には,夫の知人であり,Tさんも面識があるBさん(女性)が来ていました。Bさんに挨拶すると「あなたの夫と浮気している」と突然,告白されました。Tさんは,Bさんから謝罪はされたものの,強い怒りを収めることができませんでした。そこで,浮気相手であるBさんに慰謝料を請求したいと思い,当事務所にご相談くださいました。
Tさんの話によると,Bさんは7年前から夫と浮気をしていましたが,最近,夫から別れ話を持ち出されたため,その腹いせで浮気をバラしたとのことでした。Tさんは,夫との長期間にわたる浮気と,相手がTさんも面識のあるBさんだったことに大きな精神的ショックを受けていました。
当事務所の弁護士は,相手が既婚者だと知りながら長年にわたって浮気を続けていたBさんの行為は悪質であり,慰謝料を獲得できる可能性は十分にあるとお伝えしました。また,精神的ショックがすこしでも緩和されるように,精一杯サポートさせていただく旨をお伝えしました。
ご依頼いただいた当事務所は,早速,慰謝料の獲得に向けてBさんとの話し合いを開始しました。しかし,Bさんは代理人として弁護士を立て,浮気を全面否定し,慰謝料を支払わないと回答してきました。これを受け,当事務所の弁護士は話し合いでは解決が困難と判断し,裁判で争うことにしました。
まず,裁判の準備として,浮気を立証するために,夫にはBさんとの浮気の証言を,飲食店で居合わせた友人にはBさんが浮気を告白した時の証言をしてもらいました。そして2人の証言をそれぞれ陳述書としてまとめました。
裁判では,作成した陳述書を提出し,Bさんが浮気をしていたのは明らかであり,Tさんに与えた精神的ダメージは大きく,慰謝料が支払われるべきだと強く主張しました。その結果,当事務所の主張が認められ,Tさんに85万円の慰謝料が支払われることで合意に至りました。
今回のように,浮気を認めていた相手が突然,全面否定してくるケースもあります。自ら,相手方と交渉したとしても,浮気を否定されたことで感情的となり,その後の交渉に悪影響を及ぼしてしまいがちです。弁護士ならば,証拠を収集して浮気を立証し,慰謝料の支払を主張することができます。浮気・不倫のトラブル,慰謝料請求には頼りになる味方が必要です。まずは,当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等により異なります。
- 獲得した慰謝料
- 85万円