弁護士コラム 浮気・不倫慰謝料を請求したい方へ

浮気・不倫の慰謝料請求は弁護士へ相談!相手と会わず早期解決を!

「夫の不倫が発覚!相手に慰謝料を請求したいけど、まず何をすればいいのかわからない…」
「旦那の不倫相手に自分で慰謝料を請求したいけど、支払ってもらえなかったらどうしよう…」

このような状況では、どうしたらいいかわからず悩みませんか?

そんなことにならないためにも、ある程度の知識は持っておきたいですよね。今回は、浮気・不倫の慰謝料請求の流れ、弁護士に依頼するメリット・デメリットについてお伝えいたします。また、自分で慰謝料請求を行う場合の注意点についても、弁護士がわかりやすく解説いたします。

この記事を読んでわかること

  1. 弁護士に依頼せず自分で慰謝料を請求する場合のデメリット
  2. 弁護士に慰謝料請求を依頼するメリット・デメリット
  3. 弁護士費用について

浮気・不倫の慰謝料請求をしたいとき、誰に頼めばいいの?

不倫の慰謝料として、不法行為(民法第709条)に基づく損害賠償請求ができます。これを「法律事務」と呼び、個人の法律事務を代理で行うことができるのは、基本的に弁護士だけです。つまり、自分で慰謝料を請求する自信がない場合は、弁護士に不倫の慰謝料請求手続を代理してほしいと依頼することになります。

弁護士に相談する場合の手続や流れについて

まず、弁護士を探すときはインターネットを使うのが一般的です。「不倫 慰謝料 弁護士」といったキーワードに加えて、お住まいの都道府県や市区町村の地名を入れて検索すれば、最寄りの弁護士事務所がヒットします。近ごろは、「初回相談は無料」とうたっている事務所も多く、気軽に相談しやすい環境にあるといえます。

相談する弁護士事務所を決めたら、相談の予約をしましょう。事前に相談の予約が必要な事務所が多いからです。相談当日は、弁護士に現在の状況を伝え、法的なアドバイスをもらい、今後の方向性や解決策を見つけていくという流れです。

自分で請求する場合の手続や流れについて

慰謝料請求について自分で対応することになると、相手と接触し、慰謝料金額についてその相手と交渉し、合意しなければなりません。その後、その合意に沿った内容の合意書を作成し、相手と取り交わすこととなります。このとき、相手の住所や連絡先が判明していることが必要となり、さらに適切な内容・形式であること、かつ過不足のない内容の合意書を作成するための知識が不可欠です。

また、自分で対応する場合には、本人同士が直接話し合うということになるため、感情的になりやすく、より問題がこじれてしまう危険性があります。したがって、努めて冷静に振る舞うことが要求されます。

知人に対応を任せる場合の手続や流れについて

知人に依頼して、不倫の慰謝料を請求してもらう場合も同様に、相手と合意し、適切な内容の合意書を作成してもらう必要があります。

また、あとで詳しく説明しますが、「非弁行為」に該当する危険があるため、気をつけるべきポイントがいくつかあります。

自分で請求する場合や知人に対応を任せる場合のデメリットについて

弁護士に依頼せず自分で対応する場合のデメリット

法律に詳しくない人が自分で交渉する場合、知らず知らずのうちに自分にとって不利な事実を相手に伝えてしまい、相手が慰謝料請求を拒絶する材料を与えてしまうことにもなりかねません。

また、不倫の慰謝料請求は、お互いに感情的な問題が絡むため、対応にはかなりの精神的負担が生じるといっていいでしょう。

知人に対応を任せる場合のデメリット

では、精神的負担を回避するため、知人に対応をお願いする場合はどうでしょうか。

前述したとおり、他人の法律事務を代理できるのは、基本的には弁護士だけです。そのため、資格を持たない知人に慰謝料請求や相手との対応を任せて、その対価を支払ってしまった場合、「非弁行為」と呼ばれる違法行為に該当するおそれがあります(弁護士法第72条参照)。

また、対価を支払うことがなかったとしても、専門的な知識があるわけではないので、不利な金額や条件で合意してしまう危険が大きいと言えます。

浮気・不倫の慰謝料請求を弁護士に頼むメリットってなに?デメリットは?

不倫の慰謝料請求を弁護士に頼むメリット

面倒な手続を任せられる
なんといっても、面倒な交渉や合意書作成をすべて任せられる点が、弁護士に依頼する大きなメリットです。特に、話合いがまとまらず裁判になった場合、法律の専門家でない方が自分の仕事の合間に裁判の準備や裁判所とのやり取りをするのはかなり大変であり、なかには難しい作業も含まれるため、弁護士に依頼するのが一般的だと思われます。
精神的負担の軽減
不倫の慰謝料請求の場合、交渉相手は配偶者の不倫相手ということになります。不倫が発覚しただけでもショックを受けているにもかかわらず、その相手とやり取りを重ねるのは、精神的にもかなり疲弊するはずです。その点、弁護士に依頼すれば、不倫相手と直接やり取りせずに済むため、精神的負担の軽減につながるといえるでしょう。
相手に事の重大さを認識させられる
不倫相手の奥さんから直接慰謝料を請求される場合と、弁護士が代理人として請求してきた場合とでは、相手はどちらのほうが大ごとになってしまったと慌てるでしょうか?個人での請求では無視を決め込んでいた相手方が、弁護士から連絡したとたん、支払いに応じてくるケースは決して少なくありません。
相手の反省と真摯な対応を促すためにも、法律の専門家である弁護士に依頼すると一定の効果が見込めます。
相手方の情報取得
弁護士は、職務上必要な場合であれば、相手方の戸籍や住民票を取得したり(職務上請求)、電話番号から住所を調査したりすること(弁護士会照会制度)が法律で認められています。相手方の詳しい素性がわからない場合、それらの情報を把握しておくことで、相手方に簡単には逃げられないと認識させることができます。

不倫の慰謝料請求を弁護士に頼むデメリット

不倫の慰謝料請求を弁護士に頼むデメリットは、なんといっても弁護士費用の支払いです。

しかし、不倫の慰謝料を請求するというのは、一生にあるかないかの一大事ですので、ちゃんとした弁護士に頼んで、慰謝料を獲得できる見込みがあるのであれば、多少の出費は仕方ないといえます。自分で交渉したり、知人に対応を任せたりして失敗するより、最初から信頼できる弁護士に依頼して、適正な慰謝料金額で交渉してもらったほうが、のちの納得度も変わってくると思います。

浮気・不倫の慰謝料請求を弁護士に依頼したらどうなるの?

弁護士に相談した結果、不倫の慰謝料請求について依頼することに決めたとします。

弁護士に依頼すると、委任契約を締結し、委任状・契約書を作成します。これで、「正式に弁護士に依頼した」ということになり、その後の相手方との接触・交渉・合意書の作成などは、すべて弁護士が代理で対応してくれます。

ここで気になるのが、弁護士費用ですよね。一般的な法律事務所であれば、最初に支払わなければならない「着手金」という費用が発生することが多いですが、なかには相手から獲得できた金銭から一定割合を弁護士費用として回収する「成功報酬制」を採用している事務所もあります。

当事務所では、費用が心配な方のために、『損はさせない保証』という制度をご用意しています。詳しくは、弁護士費用ページをご覧ください。

浮気・不倫の慰謝料請求の無料相談はアディーレの弁護士におまかせ!

以上のことから、不倫の慰謝料を請求する場合、弁護士に依頼することが適切だといえます。

浮気や不倫は、決して許されるものではありません。慰謝料請求は、配偶者の浮気・不倫によって生じた怒りや悲しみを、相手にぶつけることができる手段の一つであるといえます。「相手と顔を合わせたくない」、「少しでも早く慰謝料請求の決着をつけたい」という方は、弁護士へのご相談をおすすめします。

アディーレの弁護士は、依頼者の方に少しでも有利になるよう、全力を尽くします。迷ったら、自分で判断せずに、アディーレ法律事務所にご連絡ください。きっとあなたの心強い味方になるはずです。ご相談は何度でも無料ですので、安心してご相談を!

執筆者情報

弁護士

神野 由貴

かんの ゆき

資格
弁護士、行政書士(有資格)
所属
兵庫県弁護士会
出身大学
大阪市立大学法学部

アディーレ法律事務所は、慰謝料問題に精通した専属チームがあり、一人のお客さまをチーム全員で担当しているため、スムーズかつ最適なご対応ができます。また、全国に65拠点以上を構え、最寄りの支店へのご来所、もしくはお電話にてご相談いただけます。お電話は朝9時から夜10時まで、事務所は土日祝日も含めて営業しておりますので、お客さまのご都合に合わせた相談が可能です。今後も、お客さまの味方であり続けます。あなたの町のアディーレに、何でも相談してみてください。

※2023年7月時点。拠点数は、弁護士法人AdIre法律事務所と弁護士法人アディーレ法律事務所の合計です。

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※2024年3月時点。拠点数は、弁護士法人AdIre法律事務所と弁護士法人アディーレ法律事務所の合計です。