慰謝料減額について

浮気・不倫の慰謝料の相場はいくらくらい?

浮気・不倫の慰謝料の相場はいくらくらい?

実は,浮気や不倫による慰謝料の金額は,法律で基準が定められているわけではありません。

裁判を起こした場合は,個別事情を考慮しながら最終的に裁判所が慰謝料の金額を判断しており,交渉の場合は,裁判例を目安としながら交渉を行い,合意を図っていきます。慰謝料の一般的な相場は,100万円~300万円の範囲内であり,また浮気・不倫の期間などの事案によって増減され,50万円程度と認定されたり,300万円以上と認定されたりするケースもあります。

浮気・不倫による不貞行為が原因で婚姻関係が破綻・離婚するか否かによって目安となる金額は異なります。

離婚をする場合としない場合の慰謝料相場

慰謝料の相場
婚姻関係が破綻・離婚をする場合 100~300万円
婚姻関係が破綻していない・離婚をしない場合 数十万~100万円

慰謝料の金額に関する判例

浮気・不倫が原因で慰謝料を請求された場合,どのようなケースで慰謝料がいくらになるのかについては,過去の判例が相場の目安になります。

事案 浮気が原因で夫婦関係が破綻したことに対する慰謝料請求
不倫相手(男性)の妻からの慰謝料請求 50万円
浮気相手夫婦の婚姻期間 4年
浮気相手夫婦の子どもの有無 あり
請求してきた相手 浮気相手の妻
概要
  • 被請求者が浮気相手の部下で職場不倫
  • 交際期間は8ヵ月
  • 不貞行為は10回以上
  • 被請求者は謝罪し,浮気相手との関係を断ち切るために勤務先を自主退職
  • 現在,浮気相手の夫婦間は,性交渉を含め,平穏な夫婦関係に修復
解説
  • 不貞行為の主導者が浮気相手であったこと
  • 被請求者は謝罪し,社会的制裁を受けていたこと
  • 夫婦関係が修復されていること

などが,被請求者にとって慰謝料の減額要素となり,夫婦が離婚しない場合の相場の範囲内である50万円という金額が導かれたものと考えられます。

(東京地方裁判所/平成4年(ワ)第3650号/平成4年12月10日判決)
事案 同棲している浮気相手(女性)の夫からの慰謝料請求
認められた慰謝料の金額 110万円
浮気相手夫婦の婚姻期間 13年
浮気相手夫婦の子どもの有無 あり
請求してきた相手 浮気相手の夫
概要
  • 結婚当初から夫婦関係は冷え切っていた
  • 夫婦関係がない原因は主に夫側にあった
  • 被請求者は結婚していることを知っていた
  • 交際期間は3年(浮気相手と被請求者は同棲している)
  • 浮気相手が被請求者に押し掛ける状況にあった
  • 被請求者は謝罪拒否
  • 夫婦は別居をしており,婚姻関係は破綻している
解説
  • 被請求者は既婚者であることを知っていたこと
  • 交際期間が比較的長く,同棲までしていること
  • 夫婦の間に子どもがいること
  • 被請求者が謝罪をしていないこと

など,増額要素が多数ありますが,

  • 浮気が発覚する前から夫婦関係が悪かったこと
  • 夫の落ち度が高いこと
  • 不貞行為の主導者が浮気相手であったこと

など,減額要素が大きく影響され,夫婦が離婚をする場合の相場の下限に近い110万円という金額が認定されたものと考えられます。

(東京地方裁判所/平成10年(ワ)第7号/平成10年7月31日判決)
浮気・不倫の慰謝料のことなら
ご相談無料・全国対応
  • 03-5950-0824 受付時間 朝10時~夜10時(土日祝も受付中)
  • 無料相談のお申込み
浮気・不倫の慰謝料に関するご相談は何度でも無料!
  • 0120-783-184 朝10時~夜10時まで土日祝も受付中!
  • 無料相談のお申込み
  • 費用倒れの不安を解消!「損はさせない保証」あり
  • ご相談・ご依頼は,全国対応
  • 法律相談40万人!豊富な実績であなたをサポート