ケース109 話合いで解決したはずの不倫関係が続いていた。和解済と主張する相手に反論し、慰謝料150万円を獲得!
Cさんの解決事例(30代・男性)

職業 | 正社員 |
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結婚歴 | 11~15年 |
子ども | あり |
ある日、Cさんが様子のおかしい妻の居場所を携帯のGPS機能で確認したところ、妻がラブホテルにいることがわかりました。後日、Cさんは交際をやめさせるため、妻の不倫相手と話し合い、妻も「別れる」と約束。大ごとにせずに解決できたと安堵していたCさんでしたが、その後、実際には交際が続いていたと発覚しました。Cさんは、これでは解決にならないと考え、慰謝料請求したいと当事務所にご相談くださいました。
ご依頼後、弁護士は相手方へ慰謝料請求の書面を送付。すると、相手方からは「結婚していることは知らなかった」、「話合いのときに慰謝料の話はしていない。別れるということで解決したので慰謝料は支払わない」と主張してきました。
弁護士は、 Cさんと話合いをした際の対応や、交際を続けていた事実からも和解に至っていない点や、不倫の事実からCさんには慰謝料請求する意向がある点を繰り返し主張。粘り強く交渉した結果、Cさんへ慰謝料150万円が支払われることで合意しました。
配偶者の不倫が発覚したとき、ご自身で解決しようとする方もいらっしゃいます。しかし、今回のケースのように、解決には至っていないにもかかわらず、相手方から和解済と主張されることもあるため注意が必要です。また、交際をやめさせるための話合いだとしても、最初に「慰謝料の支払いを求めない」と誤解を与える発言をしてしまうと、いざ慰謝料請求しようとしたとき、相手方に有利な状況になってしまうおそれもあります。浮気・不倫の慰謝料にについてお悩みの方は、ご自身で交渉してトラブルになる前に、まずは弁護士にご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等により異なります。
- 獲得した慰謝料
- 150万円