慰謝料請求について

慰謝料の時効とは?(慰謝料を請求したい)

慰謝料の時効とは?(慰謝料を請求したい)

浮気・不倫に関する慰謝料は,一定期間を経過すると請求できる権利が消滅します。これを「時効が完成する」といい,浮気・不倫相手や配偶者から慰謝料の支払を受けることが難しくなります。

慰謝料請求の時効は3年

慰謝料請求の時効は,下記期間のいずれか短いほうで完成すると法律で定められています。

  • あなたが配偶者の不貞行為および浮気・不倫相手を知った時から3年間(※1)
  • 浮気・不倫関係が始まったときから20年間(※2)

客観的に妥当な慰謝料の金額が200万円の場合の相関図

消滅時効は,下記のように請求する事情によって時効がカウントされる時期が異なります。

  1. 不貞行為を知ったことにより生じた精神的苦痛に対する慰謝料
    不貞行為の事実を知った時からカウントされます。
  2. 不貞行為が原因で婚姻関係が破綻したことにより生じた精神的苦痛に対する慰謝料
    不貞行為により婚姻関係が破綻した時からカウントされます。
  3. 不貞行為が原因で離婚したことにより生じた精神的苦痛に対する慰謝料
    不貞行為により夫婦が離婚した時からカウントされます。

時効直前に慰謝料を請求するときは…

時効の直前に慰謝料を請求することになった場合,時効を“止める”方法を活用して請求します。

  1. 裁判を起こす
    裁判により慰謝料を請求する場合,訴えを提起した時点で時効の完成が猶予されます。その後,確定判決により権利が確定したときは,その時点で時効のカウントはゼロに戻ります。
  2. 内容証明郵便を送付する
    内容証明郵便などを送付して慰謝料を請求(法律用語で「催告」といいます)すると,催告をしたときから6か月間は時効の完成が猶予されるので,その間に交渉での解決をはかります。交渉での解決が困難な場合には,6か月が経過するまでの間に裁判を起こします。

時効の完成後に,慰謝料の請求はできない!?

時効が完成してしまうと,慰謝料の支払を受けることは難しくなりますが,時効を迎えた後でも,配偶者や浮気・不倫相手があなたに慰謝料を支払う意思があれば,その支払を受けることに法的な問題はありません。

たとえば,配偶者や不倫相手が時効の完成に気づかずに慰謝料の支払を認めた場合,後から時効に気づいても,一度支払を認めた以上,原則として,主張を覆して時効の完成を主張することはできません。

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