ケース22 浮気で信頼関係が崩壊して離婚を決意。時効直前に依頼し,慰謝料150万円の獲得に成功!
Yさんの解決事例(40歳代・女性)

職業 | 正社員 |
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結婚歴 | 21~25年 |
子ども | あり |
Yさんは,ある日,夫の浮気を知りました。浮気相手を問い詰め,「夫とは二度と会わない」と約束させた誓約書を取り交わし,夫とやり直すことにしました。しかし,浮気による夫婦間の溝は想像以上に深く,時間をかけても信頼関係を修復できず,Yさんは,子どもの成長を待って離婚することを決意しました。そこで,離婚の原因を作った浮気相手に慰謝料を請求したいと考え,当事務所にご相談くださいました。
Yさんから詳しくお話を伺うと,誓約書を作成したことが慰謝料請求に影響しないかということ,浮気を知ってから間もなく3年が経つため,時効のことを心配されていました。弁護士は,誓約書を確認し,慰謝料に関する記述はないため,慰謝料請求と誓約書は無関係であるとお伝えしました。時効については,浮気相手に内容証明郵便を送付すれば,一定期間,時効を延長できることをご説明しました。
ご依頼後,弁護士は内容証明郵便を浮気相手に送付し,話し合いを開始しました。相手方は,支払う意思こそ見せたものの,金額に難色を示しました。そこで弁護士は,浮気が原因でYさん夫婦の信頼関係は崩壊し,将来の離婚を決意しており,浮気相手に大きな責任があると主張しました。さらに,支払に応じない場合は訴訟を提起すると強気の姿勢をとりました。その結果,Yさんに慰謝料150万円が支払われることで合意に至りました。
今回のように,浮気によって生じた夫婦間の溝を埋めることができず離婚を決意し,後から浮気相手への慰謝料請求を決断することもあるかと思います。そのような場合でも,慰謝料の請求は可能です。弁護士にご依頼いただければ,依頼者の方が受けた精神的ショックや,夫婦関係の破綻,浮気相手の責任の大きさなどを主張し,慰謝料の獲得に尽力します。浮気・不倫に対する慰謝料請求の時効は3年と定められていますので,お早めに当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等により異なります。
- 獲得した慰謝料
- 150万円